年収に対してどこまで結婚指輪の予算を出せば良いのか?
結婚指輪の相場は?
大手ブライダルサイトによると、結婚指輪の相場はペアで25万1,000円です。購入の割合としては、最多となるのは20万円〜25万円の価格帯。次に25万円〜30万円の価格帯が来ます。また2割近い人は、20万円未満の結婚指輪を選んでいました。
では結婚指輪の予算としては、相場と同じ20万円〜25万円を用意すれば良いのでしょうか。年収と結婚指輪の相場についても、検証してみました。
結婚指輪にかける金額は年収の何%?
大手転職サイトが公表したデータによると、20代の年収は342万円です。20代における結婚指輪の相場は、ペアで25万円。結婚指輪にかける金額は、年収のおよそ7%だということがわかります。
30代になると社会的な責任も背負うことになるのか、年収は435万円と上昇。結婚指輪にかける金額も26万円と、20代と比べると上がっています。しかし結婚指輪にかける金額は、年収の6%。20代と比べると下がってきています。一見すると30代の方が結婚指輪にお金をかけていそうですが、実際は20代の方が力を入れていることがわかりました。
意外と少ない!?30代が指輪にお金をかけない理由は?
30代になると結婚指輪にお金をかけない理由として考えられるのが、生活費でしょう。20代が世帯主となっているご家庭の場合、平均生活費は月15万9,276円。30代となると一気に増えて、23万3,822円です。
生活費がかかるのは、子供がいらっしゃる家庭が増えるからもあるでしょう。結婚するにしても、再婚という形を取る方がいても不思議ではありません。生活があるからこそ、指輪の代金を控えめにしようということでしょう。
結婚指輪の予算を決めるには生活を考えること!
結婚指輪にかける金額は幾らにしなければならないという、決まりはありません。ただ2人(または子供)の生活に支障がでない範囲内であるのが、絶対条件です。
結婚が決まると、出費は指輪だけでは済まされません。挙式や披露宴代・新婚旅行・新居を用意するのにも、お金はかかるのです。何にどのぐらいの出費があるのかを事前に予想。今後の生活費についても、しっかり見ておきましょう。出費をある程度把握した上で、結婚指輪にかける予算を決めていって下さい。