結婚指輪の支払い!どうすれば?
支払いの話はトラブルの元
結婚指輪の相場は、およそ20万円〜30万円と言われています。相場価格であり、実際に支払う金額ではございません。ただどういう形になっても、決して安くない金額であるのは間違いのない事実です。
安くない金額の支払いは、何かとトラブルの元。「男側が払えば良いのでは」という声もあるでしょうが、今は男女平等の時代です。後でトラブルが起きないためにも、結婚指輪の支払いについて紹介します。
共通で使えるお金から支払う
もし2人共有で使える銀行口座があるのなら、共有口座から引き出すのが、トラブルが起きない方法と言えるでしょう。結婚指輪は2人だけのものになるので、支払いも2人のお金から出すのがベスト。
ただ口座の名義人を2人の名前にするのは、現状不可能です。法律が変わればできる可能性がありますが、今は不可能です。共通口座を作る際には、夫・妻いずれかの名義になるでしょう。誰の名義で共通の口座を用意するのかについては、話し合うしかありません。
話し合いについて
話し合いで避けたいのは、意見の衝突です。絶対に譲れない意見があるのなら、相手にしっかり伝えるべきではあります。しかし相手側にも、言い分があるのは事実。自分の意見を伝えた後に、相手の意見もしっかり聞くようにするしかありません。譲歩できる部分は譲歩して、折り合いを着けるのが1番でしょう。
どうしても譲れない意見があるのなら、譲れない理由と根拠を出すようにしたいもの。ただのワガママで意見を通してしまうと、不快感を与えてしまいかねません。一生に一度の結婚指輪ではありますが、状況は相手も同じです。
財布事情も考慮
夫婦によって事情は大きく変わります。どちらか一方だけに収入があるのなら、収入のある側が支払うのが筋でしょう。無収入側の人間が、結婚指輪の金額全額を支払うのは大変な負担です。
支払いほど、難しいものはありません。下手をすれば夫婦の絆に、亀裂が入り込むこともあるのです。お互いの財布事情をしっかりと見据えた上で、納得いく選択肢を取るようにして下さい。